やりたいこと/やるべきこと、が分からない。
自分は何をしたいのか、何をすべきなのか。
迷える自分自身への問いかけあるあるではなかろうか。漠然と問い続けるだけでは、その答えは到底出てこないと私は思っている。なぜならこの行為は、潜在的な自分への未知数の中の最適解を、意識及ぶ限りの自分が思いつかなくてはならないという難易度があるから。…では諦めるか?
それだと人生迷子になるので、落ち着いてみる。少なくともこれまで、何かやりたいこと/やるべきことに打ち込んできた時はあった。過去の経験をもとに、プロセスを逆に辿ってみる。打ち込んでいる時にあって、迷っている時に無いものは何か。。
1.完璧な答えは見つからないことへの受容が無い。
ポジティブにあきらめる、ということ。
(何かに打ち込んでいる時は、あることを達成する為に)先ずこれして、次にあれをして、ダメならこうで、と、自然に自分の中で行動のイメージを回し続けていた。行動を伴い回り続ける中で、新たな発見や感動に出会い、自分が向きたい方向がより明確になり、改・自分のやりたいこと/やるべきことが洗練されていった感じだ。
これを言い換えれば、最初から完璧なやりたい/やるべきのイメージは無かった。これだ。
2.自分がすぐに取れる一歩のイメージが無い。
初動を実行に移す、ということ。
そしてもう一つ、前述のイメージの回り始めにも目を向けてみる。が、私の経験上では何ら大したことは思い浮かばない。ただ、その時のやりたいこと/やるべきことに対し、関係がありそうなことを着手していた。行動に移すことで、考えているだけでは見えない世界が見え、イメージが膨らみ繋がり回っていった感じだ。
そう、ひとまず一歩が行動にできていた。これだ。
やりたいこと/やるべきこと、が分からない。で良い。
本テーマは迷っている必要は無い、これが今の自分の結論だ。
やりたいこと/やるべきことを胸を張って言えるキラキラな人はそもそも少ないと思う。迷っている方が当たり前。迷って立ち止まるのでなく、常にやりたいこと/やるべきことを自分で求めていけばいいという考えを持てるのが重要だと思う。くれぐれも、キラキラしたやりたいこと/やるべきことなんて一朝一夕に現れない。迷っている現状に割り切り、小さくても一歩を踏み出すことから始めよう。
自分の心が動く何か、から、創造して分解する。
ちょっとしたことで良い。嬉しい、楽しいなどの感覚で、自分の心が動いた経験はあると思う。特に心地が良かった感覚を、より最大化して味わおうとすると、どんなシーンがイメージできるだろう?そのイメージの中の自分はどうなっているだろう?自分の人格でも、能力でも、立場でも、関係でも、環境でもなんでもいい、こうなってるのが理想というイメージを描くことが重要。(創造)
創造で抽象的に大きくしておいて、ここから分解で具体的に小さくしていく。
創造した理想のイメージと今の自分には差があるはずなので、それをどうすれば理想のイメージに重ねられるかを考える。理想のイメージを構成している自分の要素は何か(=今の自分がクリアしていくべき要素は何か)を分解していくということだ。これらの要素がクリアされれば理想のイメージに到達となる様に可能な限り網羅的に分解されていることと、クリアすべき要素が今からでも取り組めるくらいの身近な内容になる様に可能な限り簡易的かつ具体的なレベルにまで分解されていること、が重要。(分解)
分解要素:網羅性(必要なことを)x簡易性(今出来るノリで)x具体性(行動に移せる)
理想のイメージが自分にとって違和感が無く、分解要素が上の条件を満たしていれば、冒頭の問いの答えに繋がる行動リストが出来る。そう、真のやりたいこと/やるべきことを見つける為の、やりたいこと/やるべきことリストだ。今から始められるものばかりで、やりたいこと/やるべきことばかりだ。
0からは何も生まれないが、0で無くなった途端に何か可能性が生まれる。一歩が大事。
分解要素の行動を一歩踏み出し、やりたいこと/やるべきことに近づこう。
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