生活環境 = 足の引っ張り合い vs 相互成長の尊重
社会生活の中で身を置く必要がある周囲環境、自身の周囲環境はどちらの傾向が強いだろうか。出る杭は打たれる足の引っ張り合いの環境?それとも、個々の強みを伸ばせる相互成長の尊重の環境?
これ、どちらも根っこは同じ動機から発生していると思う。
誰だって、自分が一番が良い。
自分が一番でありたい。
自分にも心当たりはないだろうか。この動機が根本にあり、それに対する反応の違いが前述の環境形成を決めてはいないだろうか。言い換えれば、一番になりたいとする思考・行動の結果として今の環境があるのではないか。
思考・行動の違いを生む視点が、私は大きく2つあると思う。
「時間軸」と「比較対象」
それが「時間軸」と「比較対象」だ。以下の問いに自分はどう思考・行動するだろうか。
「時間軸:見ているのは今か先か」
今を見て反応する→自分の上にある対象を直ぐには超えれないので、対象を自分より下に下げようとする。
先を見て反応する→自分が上にある対象を超える努力が出来るので、自分を対象より上に上げようとする。
「比較対象:見ているのは相手か自分か」
相手を見て反応する→対象が上にいる相手になるので、相手がライバルになる。→相手に勝とうとする。
自分を見て反応する→対象が超えたい自分になるので、自分がライバルになる。→自分に克とうとする。
変えられるのは自分自身。自分の中に上の目標を持ち、自分に克つことで成長しよう。
そもそも周囲環境なんて、自分の力で一朝一夕で変えられるものでは無い。であれば、まず変えることができる自分を心健やかに変えていこう。
「時間軸:先を見る」=自分が上の対象を目指す
「比較対象:自分を見る」=自分に克って成長することに焦点を当てる
思考・行動は時間掛けて感染する。自分の中から、そして最終的には周囲環境にも、健やかな変化を起こしていこう。主流となった時、周囲環境も健やかな方向に変わる。
その時、前半で触れた通りの、(自分が目指した、自分に克った)一番でいよう。
小さな成長の継続は、長い目では絶大な差を生む。
どこでも使われている例え話だが、仮に毎日1%成長出来れば、70日後には今の2倍に成長している計算になる(=1.01^70>2)。単純計算とはいかないまでも、この法則の力を理解し実行出来ているかで、将来に雲泥の差が出来る。
今から取り組もう、自己成長で自分を高みへ。
コメント