【リボヴィレのクリスマス】蘇る中世のマルシェ・ド・ノエル

ヨーロッパ旅

フランスアルザス圏の主要町から更にもう一足伸ばす必要がある地方町、リボヴィレ。昔ながらの良さが残る町の一つである。ただし、マルシェ・ド・ノエルとなれば、この街は個人としてはダントツで興味深い。他のマルシェ・ド・ノエルと比較すれば違いが分かるが、単独で行ってもその魅力は分かるであろう。中世時代にタイムスリップしたかの様な錯覚に襲われるこの街のマルシェは一見の価値あり。是非、直接感じて貰いたい。

リボヴィレのマルシェ・ド・ノエル

リボヴィレは、フランスのアルザス地方の中でも、その古き良き町並みが温存されている小さな町だ。パリからだとアルザス地方の主要町であるストラスブールやコルマールまでTGVで移動の上、更にバスや車で足を延ばす必要がある(※)。はっきり言って、フランスのマルシェ・ド・ノエルの行き先を一つ選ぶならココ、というくらいおススメ。シーズンであれば何とか時間をつくって訪れたい。以下本文で分かると思うが、ここのマルシェは手間暇が掛かっており、他のマルシェと違い、開催期間が限られる(私が訪れた年は12月の2週間程の土日のみであった)。開催日時はくれぐれも確認の上。

※アクセス:マルシェ・ド・ノエルの時期は、主要マルシェを結ぶ臨時バスが運行しているので上手く活用したい。
<アクセス参考①>
パリ~ストラスブール(TGV:2.0時間)~リボヴィレ(バス/車:1.0時間)
<アクセス参考②>
パリ~コルマール(ストラスブール乗換TGV:2.5時間)~リボヴィレ(バス/車:0.5時間)

印象的リボヴィレのマルシェ・ド・ノエル① 町が魅せる

リボヴィレは、そもそもアルザス色を存分に残す町並みとして美しい。旧市街のエリアに入れば直ぐに雰囲気で分かる。さらに、クリスマスシーズンにおいては、一層の雰囲気を携える。町で一つのマルシェになっている(感じ)。町中の住民がマルシェの為に準備してきたのかと思えるくらいにクリスマスの演出が半端ない。

旧市街は長い一本道。この通り中(と言うか町中)、中世のクリスマスムードになる。通りの先には、城跡が山の中腹に見え、何とも美しい。

町中にある時計塔。絵に描いたような街並みに、日頃は見れない人の多さ。

全体もそうだが、ディティールも。お店の装飾も見ていてほっこりさせられる。

店先のいわゆるクリスマスツリー(奥)とツリーによるクリスマスツリー(手前)。

マルシェ・ド・ノエルに欠かせないVin Chaud(ホットワイン)。リボヴィレでは、変な人がVin Chaudをサーブしてくれる。本気度が違う。

子供にはリンゴジュース。生のリンゴを大きな碾臼の様なもので粗潰しし、それをプレスして絞り出している。どこまでも本気度が違う。

前述、大きな碾臼の様なもの。左に見える木製車を押し回して、底のリンゴを潰すという。どこまでも中世感に拘る。

町中にもかかわらず、この時期は動物達もお目見え。ヒツジ、ヤギ、ニワトリ、など、当時の生活を再現する為とか、キリスト降誕の場面を再現する為とか。

グルメも興味深し。効率は悪いだろうが、雰囲気はバク上がりのスープ、中世風。

お椀も食べられるスープ(ソーセージを添えて)。

一際人を集める場所を発見、この後衝撃。

名の通り、ブタの丸焼きです。ちゃんとくるくる回って焙られている。どこまでも演出がすごくて、楽しい。

通りの最深部は少し落ち着いた広場に。人々が一息付ける広場がある。ところどころに見える煙の正体は。。

焚火だ。日本じゃきっと実現しない、丸太丸裸に直火自己責任の焚火だ。しかもデカいのでちゃんと暖が取れる。一本で一日いけそう。ある種効率的。

その横では、セルフBBQ。冷えた体に温もりを。これも何やら雰囲気出てる。

良いところ全部を伝えきれないくらい見どころが多い、面白い町だ。クリスマスに発揮する町の魅力、ここはホントに、来て、見て、と言いたい。

印象的リボヴィレのマルシェ・ド・ノエル② 人が魅せる

町を挙げているマルシェである以上、企画側の人々は皆本気だ。Vin Chaudスタンドでも少し登場してしまったが、個々が中世の住民に扮している。(Vin Chaudスタンドの妖精ぽい姿は中世の住民では無いかもだが。)

露店の店員。普段はこんな格好ではありません。

ゴミ収集をする騎士。ジェントル。

背の高いおじ様。キリスト教の物語に出て来るキャラクターだろうか。町を歩いていると、ちょくちょく徘徊してるので慣れるが、初見はテンション上がりまくること間違いなし。

こんな感じ。足、どうなってるんだろう。これで町中徘徊している訳で、そのサービス精神というか、やり切る精神というか、クリスマスへの想いを十分に感じることが出来る。

タイムスリップしたかのような世界を、住民も皆で本気で再現している。こんな人々のハートに触れることが出来るのもリボヴィレのマルシェの醍醐味と言っていいだろう。

中世時代の雰囲気を存分に楽しもう

中世のクリスマスの再現に拘る人と町の本気度を終始感じ味わえる、マルシェ・ド・ノエルのリボヴィレ。一度で良い、是非この場所でこの雰囲気を直接感じてみて欲しい。

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